Saturday, July 01, 2006

コロラド州、バーでの全面的禁煙法を施行

7月1日から、コロラドのバーにおける全面的禁煙が施行された。これまで、バーは喫煙者にとっては聖域とされてきたところだけに、各メディアは大きく取り上げている。特にいくつかのバーでは、喫煙者の集中度が高かっただけに、タバコを楽しむ場所がどんどんと無くなっている中で、愛煙家の失望は大きく、バーのオーナーたちも事業の推移については懸念が高い。

ボールダーは、喫煙を許してきたところは少ないが、それでもバーだけは例外的扱いを受けていたり、場所によっては、設備投資をして喫煙区域を設けたりしたが、今回はそれも禁止となった。間接喫煙は、いかなる形でも、健康に悪いと云うレポートが出てきていることもあり、煙草を吸わない人の権利を優先する今回の法律の施行は、小生などにとってもとても嬉しい。

現在、コロラドにおいて引き続きタバコが認められている公共での場所の喫煙は次の通り:空港の喫煙ラウンジ、カジノ、シガーバー、タバコ小売店鋪、3人未満の事業所。タバコは公共の事業のの入り口から5メートル以上離れたところで吸わないといけない。ボールダーでの罰則規定は、禁煙場所で煙草を吸った場合は、初回が200ドル、二度目が300ドル、その後は毎回500ドルと云う厳しいものになっている。

日本もこのような、禁煙運動はいつ実施されるのだろうか?間接喫煙は、確かにタバコが嫌いな人、健康的に困っている人にとっては、とても具合が悪いものだ。先日も、5月の連休中に日本へ戻っていたときに新幹線に乗ったが、本来は通路で吸ってはいけないところなのに、多くの喫煙をする人がいたために、禁煙車両もタバコの煙が入ってきて閉口した。吸ってはいけないと云わないが、他人には迷惑はかけないように配慮をして欲しい。禁煙になったことでこれを機にボールダーのバーにも出かけてみようと考えている。

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