ボールダーのレストランやバーにいくと、ナショナル・ブランドのビールを飲むときが少ない。もちろんない訳ではないが、地ビールの人気が高い。日本の有名ビールブランドはお寿司屋さんなどでは引っ張りだこだが、買って自宅で飲むことはあっても、これも一般レストランでは売られているのは少ない感じがする。
表題にクラフトビールと書いたが、日本的に言ったら地ビールあるいは英語ではマイクロブルワリーだろう。クラフトビールと云われ始めているのは最近のことで、全米の二つの地ビール組織が合併してでき上がったブルワーズ・アソシエーションが一般的に使い出した名前だ。クラフトと云う定義は、ビールの生産が年間200万バーレル(樽)以下のところを云うのだそうだ。全米で800の組織があり、その組織本部は何とロハスの聖地ボールダー・コロラドにある。クラフトと云うからには、量産と云う意味合いが薄く、職人芸のクラフトマンズシップを指しているのだろう。
ここの組織の記者発表によると、クラフトビールの2006年の上半期の生産ボリュームは、前年同期比の12ー13%増になっており、売り上げの方は、グロッサリー、コンビニ、リカーショップチャンネルでは15−16%伸びているのだそうだ。クラフトビールの販売は2004年が前年比で7%増、2005年が9%増と2006年の6月末までの累計数字では前年比で11%伸びているのだそうだ。
ボールダーを中心としたクラフトブルワーの中にはAvery Brewing Co., Boulder Beer Co. および Twisted Pine Brewing Co.の3社が光っている。その他にも、隣町のライオンズには Oskar Blues Grill and Brewery、そうしてロングモントの街には Left Hand Brewing Co. があげられる。もちろん、この他にもブルワリーがあり、鮮度の高いビールを飲めるのは、これはとてもロハスだと言わざるを得ない。ボールダーの地ビール「クラフトビール」に乾杯!
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