Friday, June 16, 2006

鮮魚の取り扱い

アメリカの食品スーパーで水槽に入った活魚を売っているところは少ない。売っているところはロブスターやカニなどを売っている特殊なところと思って良い。水槽で使って売っているところで多いのは東洋系の食品スーパーが中心だが、山奥のコロラドにいると鮮魚と云うものが懐かしくなる。だから、個人的には日本へ戻るときは築地のホテルに投宿して朝から魚を堪能するようにしている。

今日のCNNを読んでいたら、自然系スーパーのホールフーズが、ライブ・ロブスターやソフト・クラブ・シェルの水槽売りを止めると云う。理由は同社が7ヶ月の調査で、供給元がホールフーズに手渡すまでの期間、ロブスターなどへの扱いが非人道的だったことだと云うことが理由のようだ。いずれは食膳に供する訳なので、どうでも良いと思うのだが、そのプロセスに文句を付けるところなど面白いと思った。勘ぐってみれば他の理由が背景にあるかもしれないが、最近のアメリカは、このような傾向が強い。ロブスターなどへの人道的な扱いが確認されたら、販売を再開すると云う。このようなホールフーズの社会規範や視点は、なぜ起こっているのか注目してみていきたい。また機会があれば、触れてみたい。

No comments: